構造設計法

力学と構造最適化に基づく建築構造物の設計理論

力学理論と最適化手法に基づいて,構造性能,経済性に加えて,意匠設計や施工の観点からも総合的に高性能な建築構造物を設計するための理論的・実践的研究を行う.

  • 膜構造などの張力によって安定化される構造物,展開構造物や自由曲面シェルを,力学と最適化手法によって数理的に設計する手法(computational design)の開発
  • 各種制振・免震装置の最適化と,それらを組み込んだ高性能建築物の性能指定型設計法の構築
  • 柔なメカニズムの最適化と,それを用いた骨組構造および空間構造の応答低減法の開発
  • トラスや骨組構造の部材配置と形状を最適化するための手法の開発
  • 機械学習による高性能構造物の特徴抽出と,それに基づく最適設計法の開発
  • 自由曲面シェルとラチスシェルの力学性能と施工コストを考慮した最適化手法の提案
  • 折り紙を用いた建築構造の最適化と力学的特性の評価